La Lastra ラ・ラストラ社
La Storiaストーリー
ラ・ラストラ社は、ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ協会の元副会長でもあるオーナーのナディア・ベッティ女史がワイナリー全体を管理し、トレントの醸造学校でともに学んだ夫のレナートが栽培と醸造に専念している。
1994年に南東部サンタ・ルチア地区に設立したワイナリー。 所有する6haの畑のうち、3haがヴェルナッチャ、残りはサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カナイオーロを植え、キャンティ・コッリ・セネージDOCGとトスカーナIGTを造っている。 南、東、西向きのなだからな斜面の3区間に分かれ、醸造は区画ごとに行われる。 1ha当たり3000本の植栽密度で、グリーン・ハーヴェストにより、収穫量は1haあたり6000キロである。
最初のヴィンテージにおいて、すぐさま数々のワイン・ガイドにその名を連ねる快挙を果し、2年目ではヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ・リセルヴァ’95 が、当時のトスカーナ白ワイン業界でそう簡単ではなかった“ 2ビッキエ―リ”を悠々と獲得しており、今後大きな飛躍が望めるワイナリーである。