San Salvatore 1988 サン・サルヴァトーレ1988社
La Storiaストーリー
カンティーナは、カンパーニャ州サレルノ県ジュンガノ市ペステュム遺跡で有名なチレント自然国立公園内。
畑はペステュム、スティオ、ジュンガーノに位置し、オーナーであるジュセッペ氏は、総面積97haの内、ワイン畑約7haを所有し、ホテル経営をしながら、口にする物全てが自分で作れたらどれだけ素晴らしいのだろうという事から、最初は3haの土地をブドウ畑にして耕すことから始めた。健康な畑になるのに約2年の月日と、ブドウの木を植えてから約4年の間、水牛を家畜しモッツアレッラブッファラを造り販売しながら、畑を耕し続けた。
自然に恵まれた環境で、水牛の堆肥と水牛が歩き回った藁や土の塊は土地を肥沃し、緑肥農法でブドウの剪定した木々も無駄にせず、2列ごとに花を植え、ブドウの木を外敵から守る。極力畑には化学物質を持ち込まない様にし、結果その土地に合った自然派栽培方法や、ビオディナミコ方法の一部を取り入れた生育方法となる。
オーガニック認証取得を目指している訳では無いが、ブドウのために良いと思ってやって、この結果に辿り着き、現在内陸方面に約4haの畑を耕し始めている。
最高醸造責任者はリカルド・コタレッラ氏、そして醸造責任者であり畑の管理者はダリオ氏。その卓越した製造方法は、昨年の初リリースで瞬く間に高い評価を受け、現在イタリアで脚光を浴びているワイナリーの1社である。
また、ブドウ畑の他に桃栽培やオリーブオイルを生産している。 オーナーはワインと食への関心が高く、ワイナリー内に料理教室のキッチン施設を設けるなど、料理教室やワインセミナーを行っている。